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戦う準備と実行を!

工務店・ビルダーは勝ち残りのために、しっかり準備し、確実に実行する必要がある。

できるかできないかが問題ではない。

やるしかない!のである。

準備し実行したときに道は開けてくる。

 

①中期経営計画書はあるか?

ロマンでもよいから作るべきである。

 

②事業計画書はあるか?

今年度の目標ぐらい決めないと頑張りようがない。

 

③会社の特長はあるか?「らしさ」はあるか?

 

④商品の特長はあるか?[らしさ]はあるか?

これから会社と商品力の差が出てくる。しっかり「らしさ」・特長づけをすること。

 

⑤業務フローはあるか?

業務の流れ、仕事のやり方が明確でなければ、パワーが出ない。

 

⑥ベストセールスシステムがあるか?

行き当たりばったりでは勝てない。最高のセールスステップを構築する必要がある。

 

⑦セールスツールはあるか?

 

⑧見込み客発見システムはあるか?

一番効果的な発見方法を見つけること。

 

⑨正確な契約締結か?

あいまいはトラブルのもと。正確な契約を。

 

⑩魅せる設計か?

これからは設計力の時代。受注促進にも良品質施工にも大きな影響を与える。

徹底して強化する必要がある。

 

⑪設計・作図基準はあるか?

必ず設計・作図基準を作成すること。現場での混乱を起こさないために必要である。

 

⑫標準施工詳細図(ディテール)はあるか?

これがなければ正しい施工も品質管理もできない。

 

⑬積算基準はあるか?

拾い出し基準と単価表は作成すること。これで5%以上のコストダウンができる。

 

⑭完成した図面と完全な仕様書を作成しているか?

完成図書がなければ施工できない。品質も工程も原価も出たとこ勝負になり効率が悪い。

どんなことがあっても作成する必要がある。

 

⑮引継ぎシステムはあるか?

着工前に設計から工事に正確に引き継がねばならない。

 

⑯事前発注システムはあるか?

職人・協力業者への着工前の引継ぎである事前発注を完全実施すること。

 

⑰お客様最終確認をしているか?

 

⑱工事三大条件を遵守しているか?

現場きれい、残手直し工事ゼロの引渡し、工期厳守は必ず実現しなければならない。

 

⑲報連相打は徹底しているか?

お客様は不安である。立会説明確認は必須。

 

⑳自主検査制度はあるか?

職人にも責任を持たせなければならない。

 

㉑検査と支払いの連動システムがあるか?

工事管理者による検査合格にて支払いをするべきである。

 

品質管理報告書を作成しているか?

これからはお客様にきちんと報告する時代である。徹底すること。

 

着工式・上棟式・引渡式をやっているか?

 

個別原価台帳を作成しているか?

積算・発注・支払い・原価を邸別に明確に管理すること。

 

違算分析や工事反省会をしているか?

予算と実績の差を分析し改善につなげること。

 

コストダウンに真剣に取り組んでいるか?

 

CSアンケートを実施しているか?

CS実現が工務店の生命線である。

 

定期点検アフターサービスをしているか?

義務のアフターから攻めのアフターへ。信頼のネットワーク形成に定期点検は欠かせない。

 


クレーム処理は適切に行っているか?

もし発生したら迅速対応・処理が基本である。

 

シンパづくりを行っているか?

感動されたお客様は強力な営業支援者である。

HOホームオーナーを大切にしなければならない。

 

情報誌を発行しているか?

 

各業務のデータ化をはかっているか?

事実を正確に捉える必要がある。

しっかりとデータ化し、読み取り、経営力強化に努めねばならない。

 

PDCAのマネージメントサイクルを回しているか?

経営はマネージメントサイクルを回すことと問題解決手法を動かすことで強くなる。

 

(2017年1月5日 日本住宅新聞掲載)