長井塾長のコンサルティングを現在も受けられている寿ホームズ株式会社代表取締役 杉島篤美様にお話をお聞きしました。
Q. どのような経緯で長井塾長のコンサルティングを受けようと思われたのですか?
きっかけは、会社を継続的に成長させるために、利益をしっかりと出せる会社にしていきたいとの思いからです。
そしてその思いを実現するために、住宅産業塾に入塾し、長井塾長にも指導をしていただくことにしました。
Q. コンサルティングを受けられて、会社はどのように変わりましたか?
会社を変えていくために最も効果があったのは、長井塾長の提唱するベンチマーキングの手法です。ベンチマーキング視察会では、進んだ取り組みをしている会社を見せて頂き、その取り組みについて具体的に教えてもらうことができます。参加させていただくと、私だけでなく担当者も、会社を変えなければならない、また、会社は変えられるという実感を持たせていただけますので、改革を実行に移すきっかけとなりました。
長井塾長のコンサルティングを受けるようになり、具体的には現場が大きく変わりました。その取組は2013年の現場きれいコンテストの最優秀賞という結果となり、全社員にとって大きな喜びとなるとともに、自信にもなりました。また、業務の基本である業務フローの改善や、自社の”らしさ”の構築などその時々の会社のレベルに合わせた指導や提案をしていただいており、このことでも会社の成長が感じられています。
我社は年度ごとにテーマを決めて取り組んでいることが有ります。今年度は手描きパースをお客様の前で描く事ができるよう、全社員で取り組んでいます。これは長井塾長から提案していただき、住宅産業塾の藤池先生から教えを受けています。
また、社員の仕事に対する考え方が変わってきたとも感じています。今では営業・設計・工事の各事業部が5年後の会社のあるべき姿について自ら考えるようになってきています。
長井塾長は住宅ビジネスに精通していることはもちろんですが、コンサルティングを受ける会社の事を、本当に考えてくれていることがわかります。単なるノウハウの販売ではなく、その会社に今必要なものが何かを考えて、提示してくれています。社員にもそれが伝わっているので、社員の考えも変わり、会社も変わっていけたのだと思います。
長井塾長コンサルティングを受けられている、株式会社マノモクハウジング リフォーム事業部リーダー 野嵜一彦様にお話をお聞きしました。
Q. どのような経緯で長井塾長のコンサルティングを受けようと思われたのですか?
長井塾長のコンサルティングを受ける前には、別のコンサルティング会社で、リフォーム事業に関するコンサルティングを受けていました。その会社には、水回りを中心とした設備の入れ替えをメインとしたリフォーム事業をアドバイスしていただいておりましたが、そのような事業展開ですと、なかなか事業の規模も大きくできず、悩んでいたところ、縁あって、長井塾長にお世話になることになりました。
Q. コンサルティングを受けられて、会社はどのように変わりましたか?
長井塾長からは、リフォーム事業について、基本から教えてもらいました。そもそも、マノモクハウジングのリフォーム事業がどうあるべきかという基本的なことから、どのような体制が必要か、業務フローの作成、既に稼働していたショールームの活用の見直しと、あらゆることで支援していただいています。
その支援の中で、設備の交換といったリフォーム事業ではなく、現在マノモクハウジングで取り組んでいる、リノベーションというビジネスモデルが出てくるのですが、これが会社を大きく変えるきっかけになりました。
まず、社員の満足感が大きく変わりました。これまでもお客さまに対して真摯に対応してきましたが、設備の交換は、マノモクハウジングでなくても、同じことができます。
しかし、今取り組んでいるリノベーションでは、お客様に暮らしの提案をすることから始めます。そして、その一つしかない提案に対し、お客様が納得してくれることからスタートしていきます。お客様によりよい暮らしを提供するということができるわけですので、今までと同じリフォーム業ですが、全く満足感が違うわけです。
また、以前は工事は工務店にほぼ丸投げしておりましたが、現在では、設計や工務の人材も充実させ、リノベーションに対応できる体制も整ってきています。
現在、リノベーション事業と言っても、対応できるのが、マンションに限られています。しかし今後は、戸建てにも広げていきたいと考えています。長井塾長は、戸建てのリノベーションに関しても、コンサルティングの実績を多数お持ちです。その教えを受けながら、ますますマノモクハウジングのリフォーム事業を発展させていければと思っています。
住宅産業塾の事業戦略診断を受けられた、株式会社ナレッジライフの代表取締役社長 中村 勝治様にお話をお聞きしました。
強みが再構築でき、会社が生まれ変わったような気がします
事業戦略診断をしていただいて、一番役立ったことと言えば、自分たちの強みと弱みがはっきりわかったことです。
そして強みを活かした具体的な戦略の提案をいただけたことも、とても役立ちました。
教えていただいた強みも弱みも、自分たちが考えていたものとは違っており、驚きもありましたが、そこに可能性も感じました。
強み弱みとは、案外自分たちが思っているものとは違うものですね。
例えば「人」について。
「人」が大きな財産であることに気付かせていただいたのも、この事業戦略診断です。
その時から「人」という財産を活かしていくための施策をいろいろと考えています。
また、お客様に知ってもらう、見てもらうことの重要性に気付かせていただいたのもこの時でした。
元々良いものを作っているのだから、注力するのは、知ってもらうこと、見てもらうことだということで、より広報的な分野に力を入れるようになりました。
そして、棟数を増やすことより、単価を上げること、そして利益を高めていくことの重要性に気付かせていただいたのも、この事業戦略診断です。
今は棟数を追うことよりも、品質やデザインなど商品力を上げ、単価を上げることでの利益向上に力を入れています。
診断を受けてから既に数年経っていましたが、今も教えていただいた戦略を基に事業を進めています。
まだ結果はこれからというところですが、これからが楽しみです。
住宅産業塾のコストダウン診断・コンサルティングを受けられた田中住宅株式会社 工務部 部長 金田一光徳様にお話をお聞きしました。
本格的なコストダウンに初めて取り組めました
これまでも弊社では、セミナーに行ってコストダウンについて学び、自社で実践してみたことは有りました。
メーカーとの交渉もしてはいましたが、成果にはなかなか繋がりませんでした。
そこで、いろいろと調べたところ、住宅産業塾のコストダウン診断・コンサルティングが良いように思い、診断・コンサルティングを受けることを目的に2014年に入会をしました。
すぐにまず診断を受け、その後コンサルティングにも入ってもらい、実行していきましたが、その時に5%以上は落とすことができました。
田中住宅では、注文住宅、企画型住宅がありますが、注文住宅の大工の費用はざっくりと坪で計算していました。企画型住宅では、細かく作業毎に費用を出していたのですが、注文住宅にもそのやり方を取り入れたことで、費用を10%程度落とすことができましたし、電気関係、建材関係も3%~5%落とすことができました。
これも住宅産業塾の指導のおかげだと思っております。
コストの算出方法やコストについての考え方を教えてもらったことが役だっています
これまでもメーカーなどと交渉をしていましたが、単にこちらの希望を言うだけで、なかなか交渉をまとめることが難しかったのですが、指導・コンサルティングを受けた後は、きちんとコストを算出し、交渉できるコストを把握していましたので、下げることができたのだと思っています。
また、注文住宅や企画型住宅と言った商品ごとに根拠のあるコストダウンの目標を決め、交渉していましたので、業者さんに無理強いをするのではなく、対応いただけたということも良かったのではないかと思っています。
2014年のコストダウンに続き、2015年も既にコストダウンの作業に入っており、
教えていただいた方法を活かし、今年も成果を出していきたいと思っています。
住宅産業塾の現場技術力コンサルティング受けられた工藤建設株式会社 工事課 課長 河原尚史様にお話をお聞きしました。
Q. どのような経緯で長井塾長のコンサルティングを受けようと思われたのですか?
工藤建設では、住宅産業塾のコンサルティングを受ける以前から、現場を良くしていこうという取り組みは行っておりました。
自分たちなりには、取り組みの成果も出てきていると感じていたのですが、ある時、住宅産業塾の会員企業を視察させていただく機会があり、そのレベルの高さに驚かされました。
もしその会社が近隣にあり、お客様がどちらかを選ぶということになると、今のままでは、選ばれないであろうという危機感すら感じたほどです。
そこで、これまで以上に良い現場にしていこうということで、視察に行かせていただいた企業も指導を受けている住宅産業塾からコンサルティングを受けようということになりました。
Q. コンサルティングを受けられて会社はどのように変わりましたか?
コンサルティングを受け始めた当初、協力業者の方に工藤建設の本気度を理解していただくためということもあり、社員が積極的に現場の清掃を行うなど、まず自ら動くことから始めました。その結果、しばらくすると、まずお客様に現場をみていただくと反応が良くなり、近隣からは、現場がきれいだとお褒めの言葉をいただけるようになってきました。
そうなってくると、現場で働いている方のモチベーションも上がってきて、今では社員、協力業者関係なく皆積極的に現場を良くするために動いてくれています。
そしてその結果が、昨年の現場きれいコンテストの現場きれい最優秀賞に繋がったのだと思います。しかし、現状でもまだまだ改善のするところは数多く残されています。今の状態で満足することなく、これからももっと”魅せる”ことのできる現場を目指していきたいと思っております。
住宅産業塾の設計コンサルティングを受けて
住宅産業塾の設計・デザインのコンサルティングを受けられた、大進建設株式会社 新築事業部 設計課チーフ 筑井政幸様にお話をお聞きしました。
中から見る外の風景まで取り入れるこだわりはとても刺激になりました。
私達の場合は、コンサルティングを受けながら実際のモデルハウスの設計を行いました。
お陰様で、その過程で様々な事を学ぶ事ができ、とても有意義でした。
今回建てたモデルハウスは、今までの顧客層より高級層へアプローチできるようにするということで、外構にもこだわったものなのですが、コンサルティングを受けながらの設計も進めるということもあり、建物と外構の関係性については、様々なことを学べました。
中から見る外の風景までも設計に取り入れるという事は、これまでなかなかそこまで踏み込めていなかったこともあり、刺激を受けました。
また、腰壁の高さ、棚の高さなど、バランスについて細かく考えることの大切さを再認識する機会にもなりました。
これまでの設計では材料の都合で決めていたようなところもあったのですが、それよりも設計の意図を明確にし、作り込むようになりました。
これまで作ってきた家が悪かったということではないと思ってはいますが、コンサルティングを受けたことにより、設計についての考え方が深まり、技術的にも向上したと思います。
【事業戦略診断を受けて】
住宅産業塾の事業戦略診断を受けられた、株式会社ナレッジライフの代表取締役社長 中村 勝治様にお話をお聞きしました。
「全く事業をリセットしても良い」というくらいの想いで、コンサルティングを受け始めたのですが、そうなると、これまでのやり方にこだわるスタッフが出てきたりと、当初は変革していくための社内の意識の統一も難しかったのを覚えています。
しかし、変革に反対する人も、具体的な指導で会社が変革していき、それに伴い社内の仕組みも整い始め、そして受注も着実に増えていくと、徐々にではありましたが、前向きに取り組んでもらえるようになりました。
コンサルティングを受けて始めてから変革したことの一つに”チーム制の導入”があったのですが、この仕組により複数のリーダー達が大きく成長してくれました。これまでの"やらされ感"から、自ら考え実行できるようになり、会社全体のムードも明るく変わりました。
これはコンサルティングを受けることでなされた大きな成果でした。
今ではスタッフが皆、やる気に満ちており、リフォーム事業だけではなく、新築事業にも良い刺激を与えています。
このように、リフォーム事業は今後に期待できる事業になってきました。
この事業をより強い事業にするために、今後も勉強し続けたいと思っています。
2013年にサテライト会員として住宅産業塾に入会され、現在も住宅産業塾で学んでおられる、富田製材・酒向社長様にサテライト会員についてお聞きしました。
Q. サテライト会員に入会され良かった点は?
サテライト会員の仲間だけでなく、正会員の皆さんとも関係ができ、優秀な企業の取り組みを実際にベンチマーキングさせていただくことは、私達にとって、とても良い刺激になりました。
そして、住宅ビジネスの基本を改めて長井塾長の寺子屋で学ぶことができ、自分達が今何をしていけばよいのかを見直すこともできましたので、私にとっても会社にとっても、大きな前進になりました。
Q. 長井塾長の寺子屋で学んだことを、どのように活かしているかを教えてください。
多くの事を学んだ中で工務店の基本である「現場きれい」については、しっかり取り組んでおり、お客様からの「すごくきれい!」という声が聞けるようになりました。
これは、お客様からの評価が取り組みと直接繋がっているということが実感できて、とても嬉しいことでしたね。
今は「現場きれい」を更に進めて「魅せる現場」をどのようにして作るかを考えているところです。
協力業者の皆さんにも寺子屋で学んだことは伝えています。
私が現場きれいや品質の大切さとその本質的な部分について具体的に伝えられるようになったことは大きな進歩ですし、それによって、協力業者さんが付いて来てくれるようになりました。
協力業者さんもやるべきことの意味がわかった上で取り組んでもらえるので、今まで以上に協力していただけるようになりましたね。
長井塾長から学んだことで、私が最も重要だと思ったことは、”実践”です。
色々と学ばせてもらいましたが、実践しなければ知識で留まります。
せっかく学んだことを、自社でどのように実践していくのか。
そこを考えることを学び、そして実際に実践できていることが、最も大きな成果となっています。
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