安全管理体制構築


■安全管理体制構築とは?

現場の安全は命に関わる重要事項です。しかし、住宅現場では意外と軽視されているようで、何か起こってから体制強化するケースが多いのが現状です。今事故がおこったらどうしますか? 職人や社員ではなく、お施主様や近隣の方がけがすることを想像したことがありますか? 現場の安全管理を徹底するだけではなく、帳票などの整備もしておかないと、安全配慮義務に違反したことになります。事故はいつ起こるかわかりません。今まで何もなかったのは奇跡のようなものです。今すぐにでも取り組んでいただきたいテーマです。


■コンサルティングの流れ

現場及び社内体制の現状把握(1日)

まずは、現場の安全管理体制を確認します。その後、安全に関わる帳票、安全パトロールの状況チェック、資格取得状況・保険加入状況の確認、安全計画、社員教育などについて確認し、改善点や今後の進め方について協議します。


体制づくりコンサルティング(月1回程度)

毎回現場にて、安全管理体制の進捗状況を確認します。後半は事務所に戻り、安全管理に関するチェックシートやマニュアルづくり、安全に関わる組織や年間計画づくり、安全に関する研修などを行っていきます。


進捗確認(必要に応じて)

進捗や実践状況の確認をおこないます。ある程度でき上ってきた段階で、住宅産業塾のチェックシートによる審査をおこないます。



担当コンサルタントの紹介


岡本 邦夫

(住宅産業塾技術コンサルタント)


大手住宅メーカーでの現場担当・技術責任者を経て、アフターサービスやリフォームなどの責任者を歴任。

退職後は「リスク&クライシス研究所」を設立し、現場や安全に関わる講習や研修を担当。

知識と内容の深さや人物はとても魅力的です。

現在住宅産業塾の「現場の品質・業務管理」「安全衛生管理」「リスクマネジメント」「職長・安全衛生責任者教育講師」などを担当しております。


岡本 邦夫 講演ビデオ


現場の安全衛生管理体制構築コンサルティングを受けた企業の声


静岡県 遠州鉄道株式会社様

現場の安全衛生管理体制構築コンサルティングを受けて

 

住宅産業塾の現場の安全衛生管理体制構築コンサルティングを受けられた遠州鉄道株式会社 住宅事業部 建設課 課長代理 関哲司様にお話をお聞きしました。

 

 

どのような経緯でコンサルティングを受けようと思われたのですか?

 

岡本先生おこし頂く前から、現場の安全については、自分たちなりに取り組んできており、ある程度は出来ていると考えていました。

とは言え、ハウスメーカーのレベルからすると、まだまだ至らないとも思っていました。

また、取り組んできていることや、その成果についても、それが本当に正しいのかどうかという判断が、自分たちだけでは難しいという思いもありました。

そのため、第三者にお願いをしてこれまでの取り組みについて、評価してもらいたいと思っておりましたので、住宅産業塾さんにお願いし、岡本先生に指導を受けることにしたわけです。

 

コンサルティングを受けられて、どのような点が良かったと思われますか?

 

岡本先生のコンサルティングを受けて良かった点としては、これまでどう判断して良いかあやふやだったことが、明確になったことがあげられます。

また、来て頂く度に、自分たちでは気が付かなかったことを指摘してもらうことが多く、改善し続けられるということもコンサルティングを受けて良かったと思えることです。

 

また自社での取り組みにとどまっていた時には、協力業者さんから見て、遠州鉄道がどこまで本気で安全に取り組んでいるのかが、わかりにくかったようですが、岡本先生に来てもらってからは、遠州鉄道も本気だな、ということが伝わりましたので、この点についても良かったと思っています。

もちろん遠州鉄道の社員にもそれは伝わっていますので、社員自身の本気度も変わりました。

 

今では社員・協力業者さんともに、安全に関して積極的に取り組んでいますが、そうは言うものの、やはり定期的に来てもらい、指導してもらうことで、取り組む気持ちをリセットさせていく必要も感じています。

 

岡本先生についてですが、ご自分の経験を基にお話になるので、一言一言が心に届くというのでしょうか、とても説得力をお持ちです。

この点が他のコンサルタントの方とは違う所ですね。

 

これからもお付き合いをさせていただき、安全のレベルを上げることにご協力いただければと思っています。