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今月の長井塾長提言~今年から来年にかけて激動の時代を勝ち残る~

2019年振り返り

2019年は大激変時代への突入を感じさせる一年でした。

 

米中貿易摩擦、日韓関係の悪化、世界的に景気の減速傾向の影響等による外部要因、国内をみれば消費税増税などの政策と相まった景気減速、人材不足が慢性化する一方で働き方改革の実行が求められる等、なかなか厳しい一年であったと言えるでしょう。

 

さらに今年は災害の多い年でもありました。特に台風の影響が顕著で、もはや日本の気候は変わってしまったという印象を受けた方も多いでしょう。

 

開催しているCOP25(国連気候変動枠組み条約締約国会議)では今年、世界で一番天災を受けた国が日本であると言われるほどでした。

 

住宅産業塾を振り返りますと、今年は年間テーマを「徹底・突破・成長」と設定しました。

 

決めたことを徹底実践し難局突破、そして強く成長を目指すことを意識し設定したテーマですが、まさにこれを体現し、大きく進化・飛躍された企業を数多くBMさせていただくことで、多くの学びを得ることができた一方、さらなる変化への意識づけが必要と感じた一年でした。

 

 

 

2020年はどんな年?

2020年は今年以上の激動の時代であることは確実です。

 

景気の減速傾向は明らかで、

特に中小企業の廃業は31万社と予想されています。

 

工務店にとっては新築需要の減少と相まって

より厳しい環境になる覚悟が必要でしょう。

 

 

一方、

5Gのサービス展開が本格化することで、

AIやICT化推進の波もさらに大きくなります。

 

超高速・多数の同時接続が可能となり、

それに伴い住宅そのものも、

ビジネスも飛躍的に進展します。

 

今年は、

ICT化推進の部分でも大きく進化する企業が目立ちましたが、

来年はさらに営業・設計・工事管理、

それぞれの業務も大きく変わっていくでしょう。

 

現状の採用しているものはすぐに陳腐化し、

より優れたものが次から次へと出てきます。

 

情報のアンテナを鋭敏にし、

世の中の動きを見定める必要が出てきます。

 

 

 

 

 

そのような激変期に勝ち残るために、

来年の住宅産業塾の年間テーマは

「破壊的イノベーションの実現を!~未来の勝利者に、変わるのは今だ!~」

としました。

 

自ら高い志と強い想いを持ち、先を見て変化対応すること。

 

 

それも現状はご破算にする、

破壊的なレベルでイノベーション、

変革を実現することが求められるということです。

 

そして、それを実現するためには

困難をいとわずやりきる行動力が必要となります。

 

逆に考えてみれば、現状維持を続けることは、

来年さらに難しくなること確実です。

 

むしろ劇的に変えてしまったほうが、

生みの苦しみはあれど結果として楽になる。

 

だからもがいても、「これだ」を信じてやりきること。

 

これが勝ち残りの鍵となるでしょう。

 

 

 

実際のところ、やり切れる企業はそう多くありません。

 

逆境はチャンスでもあります。

 

今は事前準備をしっかりと、

来年に向けて飛躍すべく破壊的なイノベーションを進めていきましょう!