2013年も3分の1が過ぎ、株価が上昇するなどで景気の回復が見えてきたとマスコミでは言われるわけですが、さて現実はいかがなものか。
来年4月からの消費税率アップで新築・リフォームの駆け込み需要が増えると予想されているわけですが、地域での差もあり、ゴールデンウィーク前まではさほど駆け込みの成果はみられないのではないかと考えておりましたが、実際のゴールデンウィークではいかがでしたでしょうか?。
とはいうものの、今年は大勝負の年。消費税率アップ以降は確実に住宅の需要は低下するでしょうから、ブレイク中の塾の先生ではないですが、受注に力を注いで努力するのは「今でしょ!」ということです。
経営は「いきもの」、常に革新していかなければなりません。
自社のポテンシャル(企業の活力度)を知り、いつも質向上に努力しなければなりません。
質向上というのは商品としての住宅だけではなく、営業担当、設計マン、工事担当者など人も含めての質向上です。
さらにアフターサービスといったものも加えなければいけません。
そうした質向上の努力を怠れば、競争優位性を築けず、敗北しかないのです。
停滞は許されず、日々、革新が求められているのです。
"減らしていきたい"と思っているマイナスの要素は、自然増でどんどん増えていくもの。
反対に"増えて欲しい"と思っているプラスの要素は、自然減でどんどん減るものです。
減らしたいのだが増えていくものに対しては、"徹底した管理"が必要です。
増えて欲しいのだが減っていくものに対しては"徹底した努力"が問われます。
経営の自然増減現象をよく理解し、常に企業と住宅の品質をチェックし、改善向上に努めることです。
でなければ企業は潰れるようになります。
「コントロール」「努力」「創造」――この3つのキーワードを考えつつ、今、実行すべきです。
住宅ビジネスの刷新のヒントは"?"から始ることを忘れないでほしい。
・今の戦略・戦術のままで良いのか?
・今の商品のままで良いのか?
・今のビジネスシステムのままで良いのか?
・今の実行レベルのままで良いのか?
・今の「らしさ」で良いのか?
・今の強さはいつまで続けられるのか?
どんなことでもいつも"自問"し、改善・前進していってもらいたいものです。
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