何を変えるのかを決め、そして徹底実践することで会社は変わる

徹底実践することで変わった円建創様

住宅産業塾では、BM(ベンチマーキング)視察会で躍進中の企業を訪問し、

その躍進の秘密を学ぶ機会を催しています。11月は島根県の円建創様を訪問

し、様々な取り組みについて発表していただきました。


このような機会の度に感じる事があります。それはBM(ベンチマーキング)

視察会を催せる会社には実践力があるということです。円建創様も多くのこと

に取り組み、それを実践している会社です。なかなか変われなかった会社です

が、今、覚悟の変身が一気に進みました。住宅産業塾の指導を受け、BM(ベ

ンチマーキング)視察会を開催できるまでになったのです。



勝ち残るためには「徹底実践」が必要

これからの大激変期の住宅業界の勝ち残りの条件はと言うと、理念経営と、

「戦略」×「商品」×「ビジネスシステム」×「徹底実践」です。


「戦略」とは、目標を達成するために、長期的・大局的な観点から物事を見通

して、行動を調整することです。自社の進むべき道を明確にすることでもあり

ます。

「商品」に必要なのは、”らしさ”の構築です。省エネ・耐震性の性能は必須

で、それ以上にプランやデザインなどで差別化していかなければなりません。

「ビジネスシステム」には、安心・納得システムの構築での競合排除や、リノ

ベーションへの取り組みなどが重要になってきます。


「戦略」、「商品」、「ビジネスシステム」、「徹底実践」は、どれも現状の

ままではいけません。常に変革が必要なのです。現状のままで進んでいくと、

それは衰退への道を歩むことになってしまうのです。「戦略」、「商品」、「

ビジネスシステム」、「徹底実践」の全てにおいて、今後、何をどのように変

えていかなければならないかを考え続けていくことが必要となるのです。


 

マネージャが変われば会社は変わる

会社が変わっていくためにはマネージャが動力源になる必要があります。会社

はマネージャーが動けば変わっていくのです。マネージャは会社の目指す方向

や、社長の意向を部下に伝える役割、そして、日常業務をマネジメントする役

割を求められていますが、この住宅業界の激変期においては、会社を変革して

いく中心的な役割をも求められているのです。


実際にマネージャがそのような役割をしっかりと自覚し、そして、変革のリー

ダーとなっている会社はダイナミックに変革を実行することが出来ているので

す。


少子高齢化、経済不安、・・。住宅業界にとっては逆風の中、今までと同じや

り方をしていては、工務店は生き残ることすらできなくなるでしょう。そのよ

うな業界の中で、生き残るのは、変革できる企業です。そしてそのためにはマ

ネージャーの意識改革が絶対に必要です。マネージャーの皆さん、ぜひ自らが

変わり、そして、会社を変えていってください。そこには新しい大きな未来の

道が開けます。





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