会社の成長にはベンチマーキング(最善に学ぶ)の実践を!

来年以降生き残るため会社を変身させなければならない

住宅業界は激変期を迎えています。現在35万戸ほどの住宅着工は2016年には21

万戸から23万戸程度に、2020年頃には20万戸から21万戸程度にまで落ち込むと

予想されています。


このように大きく変わる住宅業界、順調な受注は来年の3月で終わります。勝

負は来年の3月までです。それまでに受注出来るものはきちんと受注しておか

なければならないことと、来年4月以降の厳しい環境に対応するべく今から準

備していく必要があります。


会社を生き残れる会社へと変身させる必要があります。今から半年以内に全て

の業務を見直し、勝ち残れる会社へと変身させなければならないのです。


会社を変身させるため、ベンチマーキング(BM・最善に学ぶ)をしていこう

会社を変身させるためには何をしなければならないのでしょうか。住宅産業塾

では、会社を変身・成長させるためにはベンチマーキングの実践(最善に学ぶ・

ベストプラクティス)が大切であると常に言ってきました。そしてベンチマー

キングの実践は、最善に学ぶ”ベンチマーク”を決めることであり、それを素

直に学び、それを越える最善の実践法を構築することであると伝えています。


住宅産業塾がベンチマーキングで学んでいただくためにいろいろな機会を設け

て行っている取り組みの中には、一つの企業の改革をじっくり学ぶためのBM

視察会や数々の進んだ企業にその取組みを発表していただくBM大会がありま

す。


実際に取り組んだ内容を聞かせていただけるこれらの取り組みは、参加企業に

良い影響を与え、参加企業はその企業を越えるべくより積極的に変身をされて

いかれます。


会社が劇的に変わる 「安心納得システム」

会社を変身・成長させるための取り組みの中で、住宅産業塾の会員企業が劇的

に変身している取り組みの一例が「安心納得システム」です。


「安心納得システム」というのは、お客様にとって"安心"できて、"納得"でき

る家づくりのシステムのことで、この仕組みは実務力のない会社にはできませ

ん。特に設計・施工力のない会社はムリなシステムです。


それでは「安心納得システム」はどんなものかというと、一言で言えばお客様

としっかり結びつく信頼づくりをしていくためのシステムです。


会社の信頼、商品の信頼、営業の信頼、設計の信頼、工事の信頼といったよう

にすべての分野でお客様と信頼づくりをしていくシステムを構築するのが「安

心納得システム」なのです。


住宅産業塾の会員企業では、この安心納得システムに取り組み、そしてお互い

にベンチマーキングをすることで、より高度な、より精緻な仕組みを作り、変

身・成長中の企業が数多く出てきています。


来年4月以降は受注が激減する見込です。その時になって慌てることなく、今

から他社の良いところをベンチマーキングし、自社の業務を改革することで、

どのような時代が来ても成長出来る企業へと生まれ変わってください。

 




関連キーワード