11月例研究会オンライン現場BM視察会開催報告

 

 

11月22日、現場BM視察会をオンラインLIVE配信で開催いたしました。

 

今まで、現場視察会はリアル開催のみで行ってきましたが、今回は新たなチャレンジとして、LIVE配信による完全オンラインで開催いたしました。

当日はあいにくの雨。今までは雨対応でてんやわんやだったはずですが、オンラインなので視察される方にとっては雨模様関係なく参加いただくことができました。

 

さて、視察ホスト企業の㈱波多野工務店様は、少人数ながらDIY PARKや中古流通、さらに介護に至るまで、地域に寄り添った様々なビジネスチャレンジを進めておられる注目企業です。「魅せる現場」活動も昨年の魅せる現場コンテストで殿堂入りを果たされ、全国トップレベルの現場力を有しています。

 

 当日は、現場責任者の今川さんに、現場の解説を伺いながら撮影している映像をご覧いただく形で進め、㈱波多野工務店様の現在の「魅せる現場」そしてそれを維持するための方法を学びました。

 

 

 

 

過去に比べ、シンプルにすっきりした印象でしたが、それも標準化の徹底のたまもの。

今では、女性でも、短時間で設営ができることを重視し、設えの材料それぞれを手軽にシンプルなものとし、生産性を高めていました。殿堂入りしてからも、変えるべきところは変え、進化し続ける姿を学ぶことができました。

 

 

取り組み事例発表では、住宅産業塾でも強く提唱している「完成図書による事前発注」を100%実現されたことで、大きな成果を上げておられますが、その点について、改めてどのように進めてこられたのかお話しいただきました。

 

 

「ちょうど仕事が少なく、タイミングが良かったこともあり、まずは一件やってみようと、まずは教えられた通り、そのまま真似してやってみることから入りました。」

 

 

「最初は半信半疑でしたが、実際に生産性も良くなり現場訪問回数も減り、後付けですが成果が出ることもわかりました。」

 

 

「成果が出ることで、周囲の協力者も腑に落ちていくようになりましたが、次に考えたのは、これをどうすれば継続できるかということです。」

 

 

「どうすればよいかを考え取り組んだのが『標準』の仕組をつくること。どの段階で何をすべきか、お客様にはどう説明するか、全てを明確に取り決めました。多忙でも、営業・設計・工事が協力関係を持ち、現場監督も顧客対応に時間を割くことができるようになり、お客様の評価も上がりました。」

 

 

「今は棟数が増え、新規の職人さんを入れていますが、図面があって金額も明確で変更もない。先が読めることで、『お宅の仕事ならやってあげる』と言ってもらえるようになりました。」

 

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最初の障壁は、出来るはずがないと敬遠する「心の壁」。

これを打破する最善の方法は、既に実践している他社の優れた事例を学び、それを「真似」ることです。それも、他社が実践し成功していること全てでなく、その中の一つでも徹底して真似てみること。

 

その次に重要なのは、誰にでも、同じようにできるようにすること。「標準化」です。標準化し仕組みを機能させるほど、実践は楽になり、部門同士の連携もスムーズになります。

 

実際にそれを短期間で実践した方の声からもうかがうことができ。改善へのモチベーションが高まった1日になりました。