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3月17日開催「工務店DXの真実」 開催報告

 

話題が先行し取組みに温度差のあるDXの本質を追求する機会として、

業界のDXを先導する3名

・システム化・標準化で地域工務店を先導する

愛知県㈱新和建設常務取締役藤井徹様、

・DX推進で異業種からも注目を浴びる

宮城県㈱あいホーム代表取締役伊藤謙様、

log systemを通じ業界のDX推進の旗振り役を担う

神奈川県㈱log build代表取締役中堀健一様

にご登壇いただき

「工務店DXの真実」を開催いたしました。

 

DXを超え工務店の課題をどう解決し未来を築いていくか、

について様々なアドバイス・意見交換を行いました。

 

参加者は熱気にあふれました。

その内容を一部ご紹介いたします。

 

課題もあるが、事業の可能性を大きく広げるDX

住宅産業塾 塾長 長井の基調講演では、

DXを利用し変化対応をする必要性、

特にDX推進に温度差があるなかで最も効果的で早い改善手法として、

BM(ベンチマーキング)が重要であることを強調。


 

続いて、3名様より、実践してこられた内容と

アドバイスをそれぞれお話しいただきました。

 

まず、㈱あいホーム伊藤社長からは、

特に、デジタルを貫いてきた結果としての課題。

ブランディングで人を育てることの重要性について。

それに合わせ、DXを推進するポイントをお話しいただきました。

特に、DⅩ推進による失敗経験と解決に向けた実践内容は、

非常に参考になりました。


続いて、㈱新和建設藤井常務より、

現在のAI技術の進歩の紹介から、

特にDX推進を機能させる前提としての標準化の重要性について、

自社の経験を踏まえお話しいただきました。

特に、標準化が個性を失わせるのでは?という疑問に対しては、

標準化が、むしろ個性と生産性アップを両立させる。

と断言されたところは印象的でした。


さらに、㈱log build 中堀社長からは、

DXの導入であるペーパーレスから社内業務効率化、

そして攻めのDXへの変遷について、

それぞれ自社の実践してこられた内容をお話しいただきました。

実際に、DX推進の結果、

現在業界が抱える課題について解決の道筋になるだけでなく、

既存概念を超え事業の可能性を広げることにつながっていることを、

自らの実践から教えていただきました。


パネルディスカッションでは、様々なテーマが議論されました

さらに3名と塾長を交えパネルディスカッションを行いました。

 

皆さんが悩みを抱えている職人や協力業者のDX対応について、

仕事のできる職人さんをいかにつなぎとめるか、

DX推進を理解し協力していただけるようにするかについて、

時間をかけて初歩から行ってきた事例や、

褒賞とペナルティによる対応事例などをご紹介いただきました。

 

さらに、先進3名様より、

DX推進による失敗

・失敗を乗り越えるための取組み について

特に、弊害として「人」が弱くなるという課題を抱え、

 

それをどのように解決しているのか。


また、これからDXを本気で推進しようという企業に対するアドバイスでは、

・スマホで家を買う時代への対応方法

・デジタルネイティブ世代への対応

・非協力的な社員・業者への対応策

・各DXツールの連動について、など

参加者の多くの疑問や課題について、

様々なアドバイスや意見交換を行いました。

まとめ

「工務店DXの真実」では、

3名の失敗を含む経験とその成果、

さらに参加者の多くが抱える課題に対するアドバイスは

実践に裏付けられた内容で参考になりました。

 

さらに、リアル開催としたことで、

参加者からの質問も多く受け付けることができました。

 

結果、参加者からは、

「将来の姿が見えてきた。」

「自社でDXを推進するイメージが明確になった。」

といった反響をいただきました。

 

 

詳しい内容を知りたいという方は、

会員専用ページをご確認いただきますか、

事務局にお問い合わせください。