ダイニング照明の「イ・ロ・ハ」

食卓照明選定基準。設けてますか?

毎日の食事。

 

①皆さんのお家はどんな照明器具でテーブルを照らしてますか? 

②お施主様に提案する場合、ペンダント照明を勧めすることが多くありませんか? 

③どんな基準で照明器具を選んでますか? 

 

質問ばかりですみません。 

 

ちょっと考えてみて下さい。

 

 

家の中でも一番重要な場所と言っても良いくらい食卓照明は気を使います。  

 

それは、食卓は家族全員が食事を「楽しむ場所」だからです。 

 

しかし、デザインを優先するがゆえに、

照度が足りない場合や、

光りの「色」が原因で、食材が美味しそうに見えないなど、

もったいない食卓があまりにも多いのが現状です。 

 

 

選定基準を設ける事は、

食卓照明の在り方を語るストーリーを組み立てる事に繋がり、

お施主様から「プロ」として一目置かれるでしょう。

 

 

食卓照明の選定基準

灯り計画が考える優先順位

 

①演色性

②光の直進性

③明るさ

④調光対応の有無

⑤テーブル面の光ムラ

⑥意匠(デザイン)

⑦バランス

 

 

特に、①と②の二つの項目を外すことは出来ません。

この二つが優劣を左右すると言っても過言ではないからです。 

 

何故か?

 

 

日本の食卓は食材の彩りが豊かであり、

お刺身や和食も彩りを考えた盛り付けをします。

 

一般的に色彩を表現するには平均演色性評価数(Ra)の数値で検討しますが、

食卓照明はR9の赤、

R11の緑の特殊演色評価指数を意識した光源を選ぶ事が

食材を美しく魅せる「鍵」になります。

 

 

Panasonicの「採光色」、

大光電機の「きらめき」シリーズや太陽光のスペクトルを忠実に再現した「SORRA」等、

光りの「質」に拘った光源を販売するメーカーがあります。

 

ここに切り込んだ提案を試みてはいかがでしょうか。 

 

受け手の心をグッと掴むはずです。

 

 

 

(文責) 株式会社灯り計画 三原 慎一


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