時代の荒浪を

未来戦略なしで乗り切れますか?

住宅市場の縮小、慢性的職人不足、超情報化社会の到来‥そして、コロナショック。

そんな、工務店にとって波乱の時代を未来の戦略を持たず経営していくことは、荒波にもまれる大海原を羅針盤なしで航海するようなものです。

会社は、魅力的な未来のビジョンを示し、そこに向かって行動することで、必要なヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源が集めやすくなります。その魅力度は、地域の人や社会にとって有益であればなお高まり支持が得られやすくなります。地域とともに発展するビジョンとその実現のための具体的な計画、そして実行させるしくみがセットになった未来戦略を組み立てることで、工務店経営は強固なものとなります。


未来戦略をSDGsに則って考える。

2015年に国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)では17のゴール・169のターゲットが設定され、その後世界各国で取り組みが進み、我が国日本でもどのように達成するか、という議論が多く繰り広げられています。特に地方においては、持続可能な地域社会を築くためにSDGsは極めて重要で、地域の担い手である工務店にとっても強く意識すべき目標です。

SDGsの考え方を取り入れ、連動を図りながら個々の目標を立て達成に向けて行動を起こすこと、つまりSDGsを視野に入れた未来戦略を構築し実行することが地域と会社の発展につながります。


SDGsのゴールとターゲットの多くは、

工務店経営に結びつきます。


SDGsは持続可能な社会の構築に向けて中長期的に目指すべきゴールを様々な視点から示したものであり、その方向性に合わせながら工務店独自のゴール設定に落とし込むことができます。

工務店におけるSDGsの取り組み(一例)
工務店におけるSDGsの取り組み(一例)

出典:一般財団法人日本建築センター  「これからの工務店経営とSDGs」

 


〈SDGsのメリット〉

CS、ESを高めながら持続性のある経営が可能に。


SDGsを工務店経営に反映させることで、住まい手に世代を超えて住み継がれる住宅を提供することにつながり、その満足度が従業員の働きがいや経営の持続性を高めることにつながっていきます。


不確実、不安定な社会においても、

持続可能な会社となるための未来目標を立て、

2030年までの経営計画を策定します。


「SDGsで未来戦略づくり」オンライン講座の概要


セミナー型コンサルティング形式で行います。

セミナーとコンサルティング、それぞれのメリットを取り入れた「セミナー型コンサルティング 」形式で行います。 

単なるセミナーではなく、他の参加者同士の事例や情報を共有しながら、専門コンサルタントが実践と成果につながる指導・アドバイスを行います。ご提供する豊富なノウハウを活用して、最終的に貴社の2030年までの経営計画を策定する講座です。


バックキャスティングとフォアキャスティグ、そしてCSVというアプローチで、経営計画を策定し、

その実践方法をヒト、モノ、カネ、情報を最大限に利用することで見い出します。

「SDGsで未来戦略づくり講座」では、バックキャスティングとフォアキャスティングという手法を用いて2030年までの経営計画を具体化していきます。バックキャスティングとは、目標となるような状態を想定し、そこを起点に現在を振り返って今何をすべきかを考える方法です。一方フォアキャスティングとは、過去のデータや実績などに基づき、現状で実現可能と考えられることを積み上げて、未来の目標に近づけようとする方法です。バックキャスティングによる目標設定とフォアキャスティングによる具体計画の繰り返しで、長期ビジョンの実現を図ります。

2030年のあるべき姿となる長期ビジョンは、SDGsの17のゴール・169のターゲットと結びつけ、地域への貢献を意識して設定します。

また、正しい組織づくりと人財育成、後継者の見つけ方と育て方についても学び、さらにお金が残るようになる組織を構築する「こぼれない器創り」も実践します。

SDGsを社内共通目標に。

住宅着工数は、2030年には2/3になると予測されていますが、生き残れる住宅会社は1/3。生き残るための「目標」を見出す方法が、バックキャスティング思考でSDGsとCSVを進めることです。つまり、貴社が提供する商品・サービスを売ること(経済活動)で、地域の課題を解決する(社会的価値を創造する)ことです。ここにSDGsを絡めることで、「貴社の商品・サービスでどんなSDGsのゴール又はターゲットを解決することができるのか?」「どんな地域課題とSDGsのゴール又はターゲットを解決したいか?」を明確にしていきます。SDGsを社内共通目標にすることで、後継者育成・事業承継、幹部・社員教育や採用に至るまで、同じベクトルで企業活動が可能になるでしょう。


いくつもの会社を救ってきたプロ経営者が

実践につながるアウトプットを導きます。

古小路 勝利(ふるこうじ かつとし)

古小路勝利総合研究所 所長

プロ経営者/企業再生プロデューサー 日本行動分析学会会員

2030SDGs公認ファシリテーター SDGs de 地方創生公認ファシリテーター

SDGs超実践者委員会理事、日本行動分析学会会員

1964年、愛知県名古屋市生まれ。

大東建託において、人事部管理職、営業本部、経営企画室を経て、1998年には海外での300億円規模の2つのホテルプロジェクトの総合開発責任者に任命されオープンさせる。40歳を機に日本に帰国、その後テイクアンドギヴ・ニーズ、スリープログループ(現ギグワークス)を始めとする中小企業から東証1部上場企業の社長、取締役、執行役員として、独自の人財育成ノウハウと組織改革術を武器に大幅な業績改善・企業再生を繰り返しているうちに、周囲から「人事のプロ」と呼ばれ、いつしか「プロ経営者」「企業再生プロデューサー」と呼ばれるようになる。

現在では、日本のSDGsへの取り組みに拍車をかけるため、プロ経営者として「SDGs経済活動の実践」とその拡大による「地方創生」、ファシリテーターとして「SDGsの認知度拡大」活動、そして、中小企業127万社とその650万人の雇用を守るために「後継者の発掘・育成」に取り組んでいる。




プログラム


2020年10月より7回の講座で、会社の経営計画を創り上げます。

SDGsとは2030年の世界共通目標であり、あらゆる事項が含まれています。また学校教育において、今年は小学生、来年は中学生の指導要領に入り、大学生については既に学んでいます。

SDGsという共通の指標がベースになれば、未来ビジョンをつくる上でイメージがしやすく、その中で社員一丸となって目標・計画をつくっていくことで、事業承継後にもスムーズな経営が期待できます。

ぜひ、当講座を通して、SDGsに則った未来戦略となる経営計画を構築してください。

※当講座においては、参加者の皆さまに充分な結果を導き出していただくために、予習、復習、宿題をお願いすることがありますので、ご了承ください。


開催日時 : 第1回: 2020年 10 月 29 日(木) 11:00-18:00  

       第2回: 2020年 11 月 26 日(木) 11:00-18:00   

       第3回: 2020年 12 月 17 日(木) 11:00-18:00   

       第4回: 2021年   2 月 4 日(木) 11:00-18:00   

       第5回: 2021年   3 月 4 日(木) 11:00-18:00   

       第6回: 2021年   4 月 13 日(火) 11:00-18:00   

       第7回: 2021年   5 月 11 日(火) 11:00-18:00

 

講  座 : オンライン講座

       Zoomを使います。参加者1人に対し端末を1つ準備してください。

 

費  用 : 詳しくは資料請求(パンフレット)にてご確認ください。

     ※講座受講にあたり、住宅産業塾正会員又はSDGs会員への入会が必要です。


講座に関するQ&A


Q.何故この講座を開催するのでしょうか?

住宅業界は新築着工数の減少が予測され、着工数は2/3程度、住宅会社も淘汰され1/3程度の数に集約されるだろうと言われています。このような時代ですが残った企業にとっては明るい未来だということができます。そのためには企業力を強くするとともに企業価値も向上させなければなりません。

一方、SDGsは2030年までの世界共通目標です。企業規模を問わず、SDGsをおこなわないと取り残されます。

このSDGsを活用して、会社の方向はどうなのか? 地域貢献として何ができるのか? 企業価値を上げていくためにもどんな取り組みをすべきなのか? そのための人財獲得・育成をどうするか? 

といったことをSDGsと絡めてきちんと整理して、勝ち残ってほしいという想いから、このような講座を開催することにしました。

 

Q.講座の進め方について

講座という名称にしていますが、一方的な講義ではありません。

各社の長期計画づくりを講師と一緒におこないますので、講座というよりもコンサルティングと考えてください。考え方や作成方法のポイントなどをレクチャ-しながら、各社ごとに進めていきます。

会社によって進み具合が異なることもあると思いますが、講師がフォローしていきますので特に心配はありません。

 

 

Q.講座を受けることでどのような成果が得られるのか?

いつの時点で何をしていくのかを明確にしながら、最終的に2030年までの長期計画を作成します。

この計画を基に会社のベクトルを社員と共有するとともに、新たな人財獲得や事業承継についても長期計画づくりの中で明確にしていきますので、人財の悩みも解決できるようになります。

長期計画があることで、この先1年の具体的実行策づくりも円滑になります。目標が定まることで、社員のモチベーションなどにも影響してきますし、何よりもSDGsにしっかりと取り組んでいる企業イメージ向上などにもつながってくるでしょう。

 

 

Q.講座は誰が参加するのが良いですか?

長期計画を作成する上で必要な人が参加してください。具体的には社長・幹部・事業承継者などです。講座の途中では経理責任者にも参加いただく回があります。参加人数は概ね3名程度と考えております。

なお大きな企業の場合は、住宅部門の責任者を筆頭に関係する方が参加してください。

 

 

Q.宿題などはどの程度ですか?

講座では進め方や考え方などのポイントをレクチャーします。

それに基づいて、次回までに調べ事をしたり資料作成をしていただくことになりますが、この負担が大きすぎると進めづらいと思いますので、各社の状況に合わせて宿題の内容について一緒に決めていくようにします。

 

 

Q.参加費について

ただのセミナーや講座と考えると高いと思います。

これは「講座」という名称ですが内容は「コンサルティング」です。数社集まっておこなう集合型コンサルティングの形にしましたので、コンサルティングと考えると参加費はかなり抑えられていると思います。

なお参加費は、トータルを7回で割った費用を毎月月末に請求いたします。ただし、全7回の講座ですので、途中不参加があったとしても請求させていただきます。どうしても参加できない場合は、代理の方が参加をしてください。講師からのフォローもいたします。

 

 

Q.SDGs会員とは?

今回の講座は、住宅産業塾会員であることが条件となります。

通常は正会員又はサテライト会員になっていただくのですが、この講座だけ受けたいという会社向けにSDGs会員という制度を設けます。

この会員になることで、塾のサービスを一部受けることができるようになります。

1年単位での所属となりますので、2年目以降は必要に応じて継続するかどうかを考えてください。

詳しい内容については、事務局までお問合せください。

 


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