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● 今月の塾長提言
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「業績UPと生産性向上を満たすIT技術による、業務改革・働き方改革」
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他社よりも優れた価値を提供し、顧客を満足させること。そのための企業の基
本機能はイノベーションとマーケティングしかありません。顧客創造を徹底的
に追求するために、進化・新化・深化する。そしてそのために、ITをうまく
活用する時代です。また、従来の常識は打破し「今までこうだった」という話
しは止めた方が良いです。これからは変えられるところから始めることが秘訣
です。そして、単独で行うよりもコラボやネットワークの活用によって、多く
の可能性が広がります。
☆業務改善にITをうまく活用する
業務改善をおこなうにあたり、現状把握が必要です。この現状把握として事実
を捉えるのにデータが必要不可欠です。そのデータを見える化し整理すること
で何が課題なのかが見えてきます。このデータの記録・検索・加工にITは最
適です。しっかりとしたデータを取ることを習慣化してください。また、IT
による業務改善は、働き方改革へもつながってきます。しかし、これにはまず
は業務の標準化・システム化が求められます。標準化とは、現時点での英知を
集めた一番良いやり方のことです。これを確立したうえで、それを効率よく動
かすことができるIT・システムを使うようにしてください。ITありきでは
ありません。この前提をよく理解してください。
☆ITの分かる人財獲得もあり
過去は過去です。変革は難しいかもしれませんが、現状維持は実はもっと難し
いものです。今後発展していくにあたり、新事業・新商品・新ビジネスのほと
んどは、顧客創造の知恵とITの融合によるのです。これからは、ITなくし
て進化は有り得ません。そのためには、ITの分かる人財を社内におくという
方法も有効です。これまではIT系は外部のサービスを使う方が一般的だと思
いますが、この人財が優秀なIT担当として、重要な役割を担うことが出来る
と変革も難しくはありません。ITは使えば使うほど便利です。業務システム
・フローや様々な情報管理を徹底し見える化した上で行う事が業務改革、そし
て働き方改革につながるのです。採用する人財の見直しも考えてみてください。
企業にとって最高の財産とは、ノウハウでも規模でもありません。まず大事な
ことは、決めた事を決めたとおり始め、やり通すことでです。実直にやり切る
ことが事業の繁栄につながります。当たり前のことの、心を込めて確実に実践
すること「凡事徹底」が、顧客の満足・感動を与えることにもつながるのです。
そのためにも「良き社風を構築」し、働きやすい職場・環境づくりをすること
が大切です。企業は人なりです。人材を人財へ変えること、そして業務の中で
ITをうまく融合させ継続させていく事が求められます。
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