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9月15日開催 月例研究会「ずっと働きたいと思われる会社になるために」

 

先週15日に開催した月例研究会では、 「ずっと働きたいと思われる会社になるために」をテーマに、

多くの工務店の皆様にとって優先課題となっている「人」に 焦点を当てて実践研究を行いました。

 

まずは、長井塾長の基調講演からスタートしました。

特に最近、スポーツ界における日本の活躍が目立ちます。

その活躍するチームに共通していることとして、

① 合目的・合目標のベクトルチームに

② 勝ち方の徹底研究

③ 徹底練習

これがただ「勝ちたい」から、「勝てる!」ようになる

ポイントであり、もちろん会社経営にも共通していることを

強くお伝えしました。


 

次に行ったのは、本テーマに関する会員実践発表です。

今回は3名の会員経営者様に発表いただきました。

 

まず、㈱山倉建設高吉社長様からは、

昨年の社長就任以後の努力の結果、

少しずつ未来の組織体制が構築されつつあるその内容から、

さらに、採用活動のポイントと社員の接し方までお話しいただきました。

特に、組織体制の構築では、

現状の課題を明確にし、築き上げたい組織像を描き、

それに向けて着実に実践してこられた 内容は、

特に組織を引き継がれる承継者にとっても

大変参考になる話となりました。

 


次に、㈱ビーバーハウス川野社長様からは、

風通しが良く縦横に連携した組織づくり、

そして「自ら考え動く」社風を目指し、

取り組んでこられた内容についてご発表いただきました。

今回は、若手社員の代表として、山口様にもご参加いただき、

お話を伺いました。

新卒当初から事業計画にも積極的に関わり、

他社では絶対できないことをやらせてもらえる、

ということが「やる気」にもつながっておられることを

感じ取ることができました。

 


また、㈱波多野工務店波多野社長様からは、

2025年の具体的目標から逆算し、

それに向けてやるべきことを決め、

新規事業を含め挑戦を続けておられます。

それにより会社の魅力性や存在価値を高め、

求心力を高めておられるその取り組みをお話しいただきました。

DIY PARK など、以前から視察させていただきましたが、

さらに積極的な新規事業への取り組みは、

大きな刺激となりました。


そして、特別ゲストの古小路勝利様からは、

辞めない人を採用するため、

ずっと働きたいと思われる会社になるための具体的なポイントを

お話しいただくとともに、

中期計画の策定(目標、ゴール設定)の重要性と

人事評価制度についての基本的な考え方から、

実際にどのように作っていけばよいのか、

実際にどのように実践していけばよいのかに至るまでを

100ページ以上の資料を使って熱く、教えていただきました。

 

 


 

会員様の実践発表、そして古小路様の講演を通じ、

 

会社が発展するためには、

 

① 将来ありたい姿を具体的に描き(目標、ゴール設定)、

  バックキャスティング思考に基づき逆算した計画を策定すること

  可能であれば、若手社員も含めて、その計画を策定すること

 

② 社内におけるコミュニケーション(特に、上司と部下の間)を改善し、

  策定した計画を全従業員に分かりやすく伝えること、

  常に上司が部下に気を配り孤立させないこと

 

③ 正しく人事評価制度を構築し、運用することで、

  働く人たちのやりがい、成長できる場をつくること

 

④ 採用に当たっては、社長が一人で決めるのではなく、

  配属後の上司・同僚などの複数名の意見を

  総合的に判断して決定すること、

  そして、社風にあった人物(育成できる)を採用すること

 

が重要であることを感じました。

 


 

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