③ 業者・職人による自主検査で更に品質向上が可能!

 

業者・職人による自主検査は行っていますか?

 

 

一般的によく聞く流れとして、

 

「業者・職人による工事が終わった後に、

 

請求書が送られてきてその金額をチェックする」

 

という方法があります。

 

 

 

 

この場合、業者・職人による仕事の責任は誰が持つのでしょうか?

 

もし不具合やミスなどがあった時、どう対応するのでしょうか?

 

 

 

仕事とは、それをおこなった人が責任をもって次へ渡すことが本来の姿です。

 

ところが、請求書が送られてきた時点で既に工事が進んでいますので

 

何かあった時に対応ができません。

 

 

また、その補修等をどちらが負担するのかも明確にならないケースもあり

 

トラブルの原因ともなってきます。

 

 

 

 

このようなことを避けるため、また本来の形にするためには

 

各業者・職人が責任を持って自主検査を行う必要があります。

 

まずは自分で検査し、それに問題なければ工事監督へ確認を依頼するのです。

 

監督はすぐに現場でチェックをして、「問題あり・なし」を通知し

 

もし何かあればすぐに是正を指示します。

 

 

この流れが、業者・職人による自主検査です。

 

 

 

 

 

 

実はこの仕組みを導入すると、品質が自然に上がります。

 

監督による受取検査に合格しないと支払いをしないからです。

 

支払いがないと困りますし、何度も是正があるとこれも困りますので、

 

業者・職人も品質にシビアになり、結果的に品質が上がるのです。

 

 

 

前回の品質管理の話の中で出てきましたが、

 

工事監督も何度も現場に行けるわけでもありません。

 

そのためにも、業者・職人が品質の記録を撮っておくことが

 

とても重要になるのです。

 

 

 

 

よって、自主検査も写真付きで送ってもらうのが基本です。

 

御社は、そのような体制がつくれますか?

 

 

 

自主検査は、最近の業務サポートサービスの中に組み込まれてきたようです。

 

そのようなサービスを使うと表面的には可能になりますが、

 

やはりここにも標準化という考え方が必要になってきます。

 

 

 

これらのことについて、4/16に詳しく説明いたします。

 

是非ご参加ください!

 

  

 

 

次回は、

 

④原価管理についてお伝えします。

 

お楽しみに!