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「ミス・ロス・ムダはCSも信頼も利益もなくしてしまう」

 

 

ミス・ロス・ムダはCSも信頼も利益もなくしてしまうので、徹底的に防止・排除しなければなりません。

 

未熟や不注意や不誠実でミスやロスやムダが起こります。

連絡ミス、指示ミス、確認ミス、打合せミスなどでトラブルやクレームが発生します。

営業ミスや、設計ミス、積算ミス、施工ミスや、検査ミス、さらには引継ぎミスなどでもトラブルやクレームが発生します。

このトラブルやクレーム解決のために大変なエネルギーの投資を余儀なくされます。

解決のために担当者も責任者も精神的に追い込まれたり、時間的にも肉体的にも苦痛をしいられることになります。

 

さらにもっと悪いことは解決のためにお金が余分にかかることです。

CS実現のためなら価値もありますが、逆の問題解決だけのためだけでありムダ金となります。

直接費用がかかるだけではなく、経費も余計にかかります。

そして致命的なのは、これがたとえ解決しても信頼の喪失は計り知れないものがあります。

 

ミス・ロス・ムダによるダメージは大きいのです。

喜ぶ人は誰もいないし価値もありません。

ミス・ロス・ムダはどんなことがあっても防止・排除していかなければなりません。

 

 

未熟によるミス・ロス・ムダに対しては、標準化とシステム化をはかり、教育・トレーニングを徹底することと、

マネージメントを強化することで防止・排除をすることができます。

また不注意や不誠実によるミス・ロス・ムダが出ないようにするために、

働き甲斐のある環境づくりに努め、組織の活性化を図り、燃える集団化に努めることが大切です。

 

実践では各部門の専業の品質を上げることが重要です。

営業・設計・工事などの専業実務内容の明確化と、その実践行為の品質の徹底・向上と、生産性の向上をはかることです。

あわせて営業・設計・工事・アフターの各部門への引継ぎシステムの確立と正しい引継ぎの徹底を行うことです。

 

 

ミス・ロス・ムダは、全体としておなじミスの繰り返し、クレーム対応の悪さ、コスト意識の欠如にあらわれます。

これは意識づけ不足と、問題解決・向上不足と利益管理不足によって起こるものです。

これでは未来は真っ暗です。

しっかりミス・ロス・ムダがなくなるように、企業文化たる社風変革と、問題解決型の企業に変革成長していってください。