設計・デザイン力 診断・コンサルティング

企業のブランディングを左右する重要課題 設計・デザイン力

住宅業界において、設計力・デザイン力は企業の受注力とブランド力向上につながる重要なキーポイントです。

 

そのキーポイントである、設計・デザイン力を設計担当者の”スキルアップ”、会社の命運を担う”商品開発”、そして商品を具体的にお客様に見てもらう”モデルハウス設計指導”など、デザイン・設計に関わる様々な業務について、診断・コンサルティングいたします。




診断からコンサルティングへの流れ

診断

現在の会社の状況を把握するためコンサルティングを行う前に、設計業務内容、プレゼン資料や設計基準、設計責任者・担当者のスキルなどを確認します。またこの時点で、設計のどのようなところを強化していきたいのか、どのようなコンサルティングを受けたいのかなどをお聞きし、具体的なコンサルティングの内容を固めていきます。


コンサルティング

診断で明らかになった強化しなければならない分野や、ご希望を踏まえ、具体的なコンサルティングを行っていきます。



具体的なコンサルティングの内容

具体的な内容としては、

 

◯ スキルアップ指導

 ・感性を高める

   モノ、建物、インテリアなどを視て、観察するとともに、表現(スケッチ)するトレーニングを
   行います。スケッチすることで、良くするためには、どのようすればよいかなど、沢山の気付づ
   きが得られます。

 

 ・手描きスキル・コミュニケーション力アップ
   お客様には、言葉で説明するよりも絵に描いて説明するほうが理解してもらいやすく、思い違い
   も少なくなります。それには伝えたいこと、イメージを素早く描いて表現するスキルが必要で
   す。コミュニケーション力を高めていくために必要な、高度な手描きスキルを取得するために
   必要なトレーニングを行います。

 

 ・プレゼン
   契約を頂くためにはプレゼンがとても重要です。いかにして魅力のあるプレゼンをしていくの
   か、魅せる家をどのように表現するのか、手描きやCADを活用する方法など、魅力のあるプレゼ
   ンをするための指導を行います。

◯ モデルハウス設計指導

 ・ユーザーイメージ、その暮らし方を含めたコンセプトの立案、そして外観、インテリアを含めた
  プラン作成、から細かいディティールまで、モデルハウスの設計指導を行います。

 

◯ 街づくり指導

 ・大きな分譲地からミニ分譲地まで、周りとは違う会社のブランドにつながる街づくりについて、

  企画・提案のお手伝いから、街づくりの指導までを行います。

 

◯ デザイン力アップ

 ・外観・インテリアイメージ・敷地・エクステリアなどを含む建物のデザインをメインにしたデザイ
  ンの指導です。どこを魅せるのか、どこに力を入れるのか、具体的な物件、モデルハウスなどを活
  用し、デザインについて考えること、気づき、表現などを指導します。


◯ 商品開発指導

 ・ターゲットの設定、コンセプトの設定の仕方を学ぶとともに、具体的な設定を行います。
    ↓
  その上で設定されたターゲットにどのような暮らしを提案するのかを具体化していきます。

    ↓

  建物のイメージ、インテリアのスタイル、エクステリアのイメージを決めていきます。

  モデルプランの作成、バリエーションの展開までも考慮しながら、必要に応じて仕様、コストを

  検討、標準化、ディティール化まで行います。   

 

◯ その他

 ・設計の実務アドバイス

 ・設計マネジメント指導

 ・社内標準化

  など、会社の実力、希望に沿った指導を行います。 

 

 


各社の実情に合わせた独自の設計・デザイン力コンサルティングをご提供

事例紹介 群馬県 大進建設株式会社様の事例

    モデルハウスづくりで設計・デザインを具体的に指導

客層を上げていくために、これまでのモデルハウスとは異なる高級感が必要

 

そのため、住宅産業塾のコンサルタントに以下の流れで指導を受けました。

 

①ターゲットやコンセプト、モデルハウスの想定家族などの整理
②どのような建物を作っていくかについての検討
③プラン、デザイン、内部ディテール、外構計画などの検討
④インテリアについては建具はじめディティールのデザイン
⑤エクステリアについては実際に植える木まで選定

 

この結果完成したモデルハウスは、想定通り、これまでとは異なる高級層に支持されており、

今後の客層アップに貢献すると期待されています。



群馬県 大進建設株式会社様へのインタビュー

住宅産業塾の設計コンサルティングを受けて

 

住宅産業塾の設計・デザインのコンサルティングを受けられた、大進建設株式会社 新築事業部 設計課チーフ 筑井政幸様にお話をお聞きしました。

 

 

中から見る外の風景まで取り入れるこだわりははとても刺激になりました。

 

私達の場合は、コンサルティングを受けながら実際のモデルハウスの設計を行いました。
お陰様で、その過程で様々な事を学ぶ事ができ、とても有意義でした。

今回建てたモデルハウスは、今までの顧客層より高級層へアプローチできるようにするということで、外構にもこだわったものなのですが、コンサルティングを受けながらの設計も進めるということもあり、建物と外構の関係性については、様々なことを学べました。


中から見る外の風景までも設計に取り入れるという事は、これまでなかなかそこまで踏み込めていなかったこともあり、刺激を受けました。

また、腰壁の高さ、棚の高さなど、バランスについて細かく考えることの大切さを再認識する機会にもなりました。
これまでの設計では材料の都合で決めていたようなところもあったのですが、それよりも設計の意図を明確にし、作り込むようになりました。

これまで作ってきた家が悪かったということではないと思ってはいますが、コンサルティングを受けたことにより、設計についての考え方が深まり、技術的にも向上したと思います。