住宅産業塾 新春セミナー 2017

2017年1月20日(金)に開催しました「新春セミナー2017」はお陰様を持ちまして、満員御礼となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

 

さて、住宅産業塾2017年のテーマは、「工務店・ビルダーの原点回帰と、新たな業態変革の同時実現 ~未来を見据えて今を見つめ直し、新たなスタートを切る!~」といたしました。

 

これからの工務店・ビルダーは、改めて工務店・ビルダーの原点とは何かを見つめ直し、そしてこれからの時代を乗り越えていくために変革をすることで、会社を成長させることができるのです。

 

今回の新春セミナーでは、今後工務店・ビルダーの皆様が考え、そして実行していかねればならないことを、長井塾長はじめ、深い知見をお持ちの講演者の方々にお話いだきました。

ここでは、その内容を少しご紹介いたします。

 

 

今年の特別講演では、住宅業界の未来がどうなるのか? それにどのように対応していけばよいのか? といったことのヒントになるようなお話をお二方にお話いただきました。

 

 

株式会社野村総合研究所 グローバルインフラコンサルティング部 上級コンサルタントの榊原 渉  様には、今後の住宅業界の見通しについてお話しいただきました。今後住宅着工数は緩やかに減少していき、2030年度には54万戸程度になると予測しています。一方空き家率は2033年には30%を超えると予測しており、もっと有効活用などを考えねばなりません。

 

住宅購入者へのアンケートでは、既存住宅を選ぶ人が年々増えており、2030年には約2人に1人が既存住宅を選ぶであろうとの予測もありますが、まだまだ流通量が、目標よりも大きく不足すると予測されています。人口や世帯数が減少していく時代、この問題を解消するには、移動人口を増やすことが必要です。現在では引っ越しも減っており、移動人口も減っていますが、生涯で引越しをする回数を1回増やすことが必要です。住宅業界全体での創意工夫が求められるそうです。

 

リニュアル仲介株式会社 代表取締役 西生 建  様には、流通の視点からお話しいただきました。今の時代の住宅は、高付加価値型ではなく、コモディティ化に変わってきています。これは流動性の高い土地、他人にとってどうかという視点、そして住宅は資産形成の場であるといったことであり、自分本位のデザイン性の高い家よりも、駅近で”そこそこの家”がそれに当てはまります。これはリノベーションでも同じ考えで、自己満足のリノベーションで他人が評価しない空間は、流動性が乏しくなるそうです。

 

中古流通については、インスペクションがより重要になってきます。これは工務店にとってビジネスチャンスでしょう。しかし、工務店が買取再販を行うのは難しいでしょうから、地元の不動産業者との連携やグループづくりを行い、流通にも入っていくのが良いと考えられます。 

 

また、パネラーに榊原様、西生様、そして住宅産業塾 長井塾長、アドバイザーとして、住宅産業塾のマーケティング顧問が参加した新春特別座談会では、工務店・ビルダーがどのように考えたらよいのか、たくさんのヒントやアドバイスをしていただきました。

 

そして最後に長井塾長より、工務店・ビルダーの原点回帰と、新たな業態改革の同時実現として、これからの住宅ビジネスにおける原理原則と新しい時代への対応について、提言がありました。

 


また、新春セミナー2017では、2016年に開催しました「魅せる現場コンテスト2016」の結果発表も行いました。

審査結果については「魅せる現場コンテスト2016結果発表」で詳しく紹介しております。

新春セミナーの詳しい情報は、工務店応援通信でお伝えします。

2017年1月発行の工務店応援通信のダウンロードはこちららから ※先月号になります
工務店応援通信vol46.pdf
Adobe Acrobat ドキュメント 5.7 MB

工務店応援通信 お申込み

工務店応援通信は、お申込みいただいた方に毎月無料でお届けする、工務店様のための情報誌です。

よろしければ、下記フォームよりお申込みください。

メモ: * は入力必須項目です